eslint:recommendedとeslint:allについて
2019-12-20
eslint自体の設定について調べてみると、どのサイトにも当たり前のように「eslint:recommendedを設定すれば良い」といった記述がされています。
ただ、eslint にはもう一つeslint:allという設定も存在していることは、あまり知られていないのかなと。
違いをざっくり書くと、
といった感じみたいです。
設定によって適用されるルール一覧はここに書いてあります。
また、eslint:allが推奨されていないはここに書かれていて、
Important: This configuration is not recommended for production use because it changes with every minor and major version of ESLint. Use at your own risk.
重要:この構成は、ESLint のマイナーバージョンとメジャーバージョンごとに変わるため、実稼働での使用は推奨されません。 自己責任。(Google 翻訳)
とのことです。
個人的には、eslint:recommendedは弱すぎるし、eslint:allは強すぎるかなーという感じです。
なので、eslintの正しい運用としては、
eslint:recommendedを設定する- 足りていないルールは一つずつ追加する
といった感じが最もベターなのかなと。
逆に、
eslint:allを設定する- 強すぎるルールは一つずつ無効化する
といった感じの方が良さそうな感じもするんですが、eslint:allが推奨されていない以上、お仕事には導入できないかなーと。
eslint:recommendedにはno-consoleやsort-importsなどが入っていないので、『eslint:recommendedを設定したから大丈夫!』という認識は少し甘いかなーと思った、今日この頃です