3段階の輪
Web の開発において、どこの現場でも問題って発生すると思うのですが。
その問題 1 つ 1 つがどの層における問題なのか落とし込んでいってみたところ、ざっくり以下のイメージなのかなーと。
つまりすべての問題は、
- フロントエンドエンジニアレベル
- プロジェクトレベル
- 会社レベル
に振り分けることができるのかなと、あくまで勝手に思っているだけですが。
で、外側の問題になればなるほど、解決が難しい問題なイメージです。
フロントエンドエンジニアレベルでいうと、経験上フロントエンドエンジニアの技術不足が原因によって引き起こされた問題が多かったかなーと。
もちろんこれは過去自分も何度も引き起こしてきました。
が、これはどちらかといえばフロントエンドエンジニア歴の短いエンジニアですら容易に問題を引き起こせてしまうようなプロジェクトの体制にも問題があるのではないか?と思うわけです。
例えば、レビューはどのような体制で行われているのか、そもそもしっかりとしたフロントエンドエンジニアが揃っているのか、などなど。
となると今度は会社レベルの問題になってきて、ちゃんとしたプロジェクトメンバーを構築するだけの準備を行ってきたか、資金はきちんと余裕があるか、などなど。
書き出すとキリがないですが、ともかく、問題の原因箇所の的確な追求というのはひじょーに大切だと思います。
で、上のグラフでポイントなのが、外側の層の問題になればなるほど基本的には解決が難しくなってくるということでして。
個々のフロントエンドエンジニアレベルの問題なんて、公式サイトを読むなり、プライベートで勉強するなりでなんとかなることが大半です。
ただ、もしそれが人間性によって引き起こされた問題であれば、その問題の根本的な原因は外側に移っていくわけで。
つまり外側の層の偉い人になればなるほど責任が重要になってくるわけで、まぁ当たり前なんですが。
外側から内側に対して指示をすることは比較的容易だと思いますが、内側の人間が外側に対してどう思っているのか、そこの相互関係がスムーズでなければ問題の根本的な解決には至らないケースが多いのかなーと、これも勝手に思っているだけですが。