Kindle Paperwhite(第12世代)とiPad mini(第6世代)を比較レビュー
Kindle Paperwhite(第 12 世代)を衝動買いしました。
というのも、今ちょうどセール中でして、33,000 円が 28,000 円になっていたので、じゃあ買っても良いかなと。
ということで 2, 3 日ほど使ってみたので、全体的な所感と、自分は普段 iPad mini(第 6 世代)で Kindle を使っているので、比較しつつのメリデメを書いていこうと思います。
前提
小説はほぼ読まず、漫画ばかり読んでいることを前提でお願いします。
Kindle Paperwhite の良いところ
軽い・薄い
iPad mini より一回り小さく、そこそこ軽量なのは良いですね。
持ち運びは確実にしやすいと思います。
目に優しい
目に対する負担は確実に弱いなという印象です。
iPad mini のギラついた感じは弱いので、確かに長時間の読書にはかなり強そうです。
書籍が購入できる
当たり前ですが、Amazon 製の端末なので Kindle の書籍がそのまま購入可能です。
Android で Amazon ストアが閉じられてしまった今、なんだかんだ助かるなと。
お風呂で使える
防水性能があるので、お風呂で使えるらしいです。
まだ試してないですが、タッチ操作とかスムーズに動くんですかね?
解像度は不満ない
解像度は高く設定されているので、そこは不満ない感じです。
Kindle Paperwhite の良くも悪くもないところ
バッテリーの持ちはそこまで良くない
12週間持続バッテリーを謳っていますが、思ったよりバッテリーの減りは早い印象です。
漫画を読んでいるからかもしれませんが…とはいえ、こんなものなのかな?とも思います。
端末が滑る
端末自体はマット加工など行われていないので、持っているとツルツル滑ります。
サイズ感はちょっと大きく感じる
いわゆる小説の文庫本サイズにベゼルが付与されている感じなので、片手で持つのは容易ではないです。
とはいえ、これくらいが限界なんだろうなーとも思いつつです。
Kindle Paperwhite の悪いところ
細かいデカ目のバグがかなり多い
ライブラリのサムネイルが取得されなかったり、画面表示が最適化されていなかったり、ダークモードだと漫画の色が反転したり…。
上げだしたらキリがないです、よくこんなレベルで許されているなというレベル。
もっさり動作、もっさりスクロール
動作感はキビキビとはかけ離れています、許容できないほどではないですが。
ただ一方でスクロールの独特な挙動感はかなりイラッとさせられます。
いわゆる画面単位のスクロールで、スライドショーが行われているかのような感じです。
使いづらい
もっさり動作に加えて、UX も全然使いやすくないです。
いわゆるアプリの Kindle をそのまま埋め込んだような感じなのですが、アプリ版のほうが全然使いやすいですね。
カスタマイズ性も乏しいので、そこは残念だなと。
結論としては、個人的にあまり人に勧められる端末ではないかなーという感じです。
3 万円前後払って Kindle Paperwhite を購入するくらいなら、もう少し頑張って iPad mini を買ったほうが全然満足感は高いかなと。
一応 iPad mini にないメリットとして以下が挙げられます
- 画面サイズが書籍に最適化されている
- 軽い
- 目に優しい
- お風呂で読める
- 安い
小説がメインのユーザーであれば選択肢としては挙がってくるのかな?とも思いますが。
とはいえ、それを踏まえても自分は iPad mini のほうが全然良いですね、独特のスクロール感と、ダークモードのバグが致命的すぎるかなと。
決してコスパが良いとは言えない、かなり人を選ぶ端末なので、購入される際は慎重に…。